カニのお話2008/03/26 |
カニっと聞くと、イソガニを創造する方が多いと思います。
磯遊びに行くと、子どもたちが石をひっくり返して出てくるヤツです。
カニの仲間は、周りの環境にとけ込んでいることがよくあります。
右の写真のイソガニは、岩礁の岩の隙間に住んでいますので、
甲羅の模様が石っぽくなっていますよね。
そのほかに有名なのは、食用で重宝されているケガニなどでしょうか?
ゴツゴツとした甲羅のイメージの強いカニですが、とってもキュートなカモフラージュをするカニも居るんですよ!!
今日は、やわらかいスポンジを身にまとったカニ君たちをご紹介しましょう。
カイメンを甲羅につけて、周りの環境に擬態しています。
アケウス ツノガニ
では、彼らはどうやってカイメンをくっつけているのでしょうか?
よ〜く観察すると、甲羅に細かいトゲトゲがあるようです。
人間世界でいう、華道の剣山と言ったところでしょうか。
前 後
アクアミュージアムのヨコハモガニを例にとって見ると良く分かります。
”前”と”後”を見比べると、、
頭のところに、イソバナ(橙色のソフトコーラル)が、くっついています。
そして、さらに翌日には
カモフラージュのイソバナがこんなに増えていました。
こんな風に、海では上手に擬態している生き物がたくさんいます。
是非、探してみましょう。
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